開店祝いの胡蝶蘭の立て札に「贈り先」のお店の名前が入っている理由
開店祝いとして飾ってある胡蝶蘭にはたいてい名前の書かれた札が鉢についています。 札に書かれているのはたいてい「贈り主」の名前が書かれているのですが、中にはわざわざ「贈り先」の店の名前を並べて記載してある札も見かけます。 この立札には実は重要な効果があります。 贈られた店の人が誰から贈っていただいたのかを知る効果だけではないのです。 新規にオープンしたお店に足を運ぶ人はまだお店の名前になじみがない人が大半のはずです。 そういったお客様は豪華で品のある胡蝶蘭に思わず目をとめ、その鉢に添えられた立札のお店の名前にも自然と目が行くことになります。 つまり、贈られた方のお店の名前を知ってもらう宣伝効果を期待出来るわけです。
開店祝いの胡蝶蘭の立て札に「贈り主」の名前が入っている理由
開店祝いの胡蝶蘭の立て札には「贈り主」の名前のみの場合と、「贈り先」の店名と並べて記載のある場合があります。 いずれにしても贈り主の名前の記載は必ずされるのですが、「贈り主」の名前をわざわざ立札にして胡蝶蘭に付けておくことにも意味があります。 新規に開店したお店に来たお客様はまだこのお店のことを知りません。 もし胡蝶蘭についていた立札の贈り主の名前が知名度のある会社や個人の名前であれば、お客様の心理としては「こんな大手の会社と取引があるんだな」「この人と懇意にしているなんて、人脈が広い人がオーナーのお店なんだな」…と感じるのではないでしょうか。 つまり、贈り主の名前をあえて立札にして目立たせることは、新規に開店したお店にとっても信頼や社会的なステータスをお客様に印象付けるための重要な手段といえるのです。
開店祝いに贈る胡蝶蘭に付ける名前の立札の種類
開店祝いに贈る胡蝶蘭の立札には、厚紙によってできている紙の札、紙に木目調の印刷がしてある札、木の札といった種類があります。 お店によって、無料でつけてくれるところもあれば有料になるところも様々。 また、札も鉢の上に添えられている(花の下)ものもあれば、花の上に一段高く立札のように見える札もあります。 どちらのタイプも見かけますが、お店の名前を思い切ってアピールさせる狙いがあるのなら花より一段高い位置に札が見える立札の方が圧倒的に目立ちます。 立札に記載されるのは「祝」「開店御祝」といった朱書きの文字が立札の中央部分上部に来るか、立札の右端に最初に記載となります。 さらに名前は、「贈り主の名前だけを記載する場合」と「贈り先の名前を先に大きめに書いて左隣に贈り主の名前を小さめに記載する場合」などの記載方法があります。 宣伝効果も考えどういった立札が効果的か、を検討して胡蝶蘭の鉢に付けることが大切です。
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