開店祝いでよく見る「胡蝶蘭」ってどんな花?価格は?
日本でも、開店祝いなどのお祝いや贈り物としてよく目にする胡蝶蘭。名前は知らなくても、見たことはあるという方も多いのではないでしょうか。 漢字で書くと、難しい三文字が並びますが、「コチョウラン」と読みます。学名から、カタカナで「ファレノプシス」と呼ぶこともあるそうですが、その名の通り、ラン科の植物の一つです。原産国は、暖かい東南アジアの国々で、日本にやってきたのは、今からおよそ100年前の明治時代だそうです。 胡蝶蘭の茎は短く、葉は肉厚です。まっすぐ伸びる茎から、大きく平たい花びらを数枚付けた花が列に並んでいるように咲くのが特徴です。 価格は、種類やシーンにもよりますが、小さいものでも約10,000円~と、高級なお花として知られています。
高価格な「胡蝶蘭」の特徴と開店祝いにおすすめな理由
胡蝶蘭は、その美しく整った姿に育てるために、人件費、生育コストがかかるため、値段が高くなる傾向があります。高価格なのに、贈り物として選ばれるのはなぜなのでしょうか。その華やかなで高級感のある見た目だけでなく、花としての特徴にも理由がありました。 1.日持ちする 胡蝶蘭は、持ちが良いです。約1か月以上、花が咲き続けるので、もらった人も、長く楽しむことができます。開店祝いなどで贈られ、飾られた花が、すぐ枯れてしまっては、お店のイメージが台無しですよね。 2.水やりは週1回でOK 胡蝶蘭の水やりは、基本的には、一週間から10日に一度で大丈夫です。鉢に植えられた胡蝶蘭の根元にカップなどで優しくお水をあげましょう。 ただ、注意点として、エアコンや扇風機の風が直接当たるところ、直射日光にの当たるところは避けましょう。
相手やシーンに合わせて選べる胡蝶蘭のカラーと価格 / ビジネス、開店祝い、その他
ちなみに、胡蝶蘭の花言葉は「幸せを運んでくる」「純粋な愛」です。英語の花言葉は「愛」「高級」「上品」で、どちらも、胡蝶蘭の花の品のある美しさが現れているように感じます。 胡蝶蘭には、一番ポピュラーな白以外にも、様々な色があります。そして、それぞれで、花言葉や込められたメッセージも少しずつ異なるため、プレゼントする際には、相手やシーンに応じて選ぶと良いかもしれませんね。参考に、いくつか例をまとめてみました。 ・白「清純」一番無難で、オールマイティーに対応可。 ・赤・ピンク「あなたを愛する」プロポーズなど、ロマンティックなシーンに◎ ・黄色 比較的新しいため、花言葉はまだつけられていませんが、元気の出る鮮やかなカラーは「商売繁盛」「健康」を願って、開店祝いやご長寿祝いにも贈られています。 また、価格幅の広い胡蝶蘭ですが、一般的な白、ピンクなどは、珍しい紫や黄色に比べるとお安く購入できます。
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